マンション110番福管連

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Q&A

孤立死を防ぐためには

Question

居住者が高齢化し、孤立死が心配されます。どうすれば、マンションでの孤立死を防げるのでしょうか。

Answer

平成13年、千葉県松戸市の常盤平団地内で死後3年が経過した55歳男性の白骨化遺体が発見され、マンション居住者に大きなショックを与えました。孤立死が発生すると行政への対応、葬儀、遺品処理など遺族には時間的にも経済的にも大きな負担がかかります。発見が遅れれば、部屋のにおいを取るのに特別な清掃が必要になるなど、さらに高額の負担を強いられます。
遺族がいない場合はどうでしょう。マンションでは管理組合役員が動かざるをえません。風評被害でマンションの資産価値が下がることもあります。居住者本人が亡くなっていますので、管理費・修繕積立金も未納になります。
孤立死防止の基本は孤立させないこと。常盤平団地では、自治会が行政、民生委員、管理会社などと協力して、緊急通報体制を整えるなど「孤独死ゼロ作戦」が成果を挙げています。京都の団地「ファミール伏見」では、主婦グルーブが孤立死を機に、病気で身動きが取れない人の早期発見に努めるなど見守りを開始。管理のよさが評判になり取引価格が上昇しているそうです。
まずはすべての居住者に活動の趣旨を理解してもらう啓発活動、自主申告による1人住まい名簿づくり、日々のあいさつ、見守り活動、ごみ出しお手伝い、話し合いサロンの開設などできることから始めましょう。孤立死対策に限らず、控えめの「おせつかい」活動は、住みよいマンションづくりに必要です。