住宅用火災警報器設置・維持管理について

2021年中に住宅火災で亡くなられた方は全国で913名にものぼり、その原因の約半数は、「逃げ遅れ」です。住宅火災により亡くなる方を減らすため、火災で発生する煙または熱を自動的に感知し警報する「住宅用火災警報器」の設置が全国一律で義務付けられており、福岡市では2009年6月からすべての住宅で、取り付けることが条例で定められています。

※ 自動火災報知設備やスプリンクラー設備が設置されている場合は、住宅用火災警報器の設置が免除されることがあります。管轄消防署にお問い合わせください。

あなたの部屋の住宅用火災警報器は大丈夫?交換目安は10年です!!
設置してますか?

設置が必要なのは、全ての寝室です。煙式の警報器を設置しましょう。

点検してますか?

『いざ!』というときに正常に作動するように、以下の2点を確認しましょう。

①警報器本体に付いているボタンを押すか、ひもを引いて異常がないかどうかを確認する。

②警報器にほこりが付着していないかを確認する。

交換時期は大丈夫?

住宅用火災警報器は設置してから、10年以上が経過すると、電子部品の寿命や電池切れなどで火災を感知しなくなるおそれがありますので、本体機器の交換をお願い致します。

火災にご用心!!

2021年に福岡市内では、280件の火災が発生し、このうち約1/3が共同住宅で発生しています。主な火災原因としては、「たばこ」「こんろ」「放火」です。ちょっとした心がけで、未然に防ぐことができます。

  • たばこ、水をつけて確実に消火する
  • 寝たばこは絶対しない
  • 灰皿の中には、吸い殻を溜め込まない
  • こんろ使用中は、その場を離れない
  • 燃えやすいものを近くに置かない
  • 過熱防止装置付きコンロを使用する
  • ごみ出し日を守り、ごみ置き場に長時間ゴミを置かない
  • バイクのカバーは防炎製品を使用する。