給排水管改修工事の取組みノウハウ

マンションは経年により、目に見えない部分で劣化が進み、特に配管は放置しておくと錆や腐食が進行し、高圧洗浄だけでは、サビ・コブ等が完全に除去されず、根本的な解決にはならないといわれています。
普通の日常生活を営み、マンションの価値を維持するためには、給排水設備の改修工事は避けて通れない問題です。規模や費用も大きいこの改修工事を確実に成功させるためには、準備に十分な時間をかけて取り組む事が大切です。このノウハウ集では、管理組合の役員として実際にはどのような工事が必要なのか、その特徴やポイントを確認し、的確な改修をするための基礎的な情報を整理し、給排水管改修（更新）工事を中心とした具体的な事例の紹介等でスムーズな給排水管改修工事に引用できる資料として作成しました。
【目次】

第Ⅰ章　基礎編
１．給排水管の全貌を知ろう　　　２．給排水管のトラブルについて
３．長期修繕計画との関係　　　　４．建物修繕との相違点
５．見学会等情報収集　　　　　　６．改修委員会（給排水設備)を作ろう
７．給排水管改修工事の内容と流れのあらまし
８．給排水設備改修工事の進め方には二つの方式がある
９．劣化診断　　　　　　　　　　10.更新工事　　　11.更生工事(ライニング工法)
第Ⅱ章　実践編
１．工事実施の発意から工事完成までの管理組合の歩み
２．劣化診断を実施
３．給排水管工事の基本的改修方針（工事概要）の決定
４．給排水管更新工事の工事見積参加業者募集要項・
５．業者の選定はガラス張りで行うこと
６．給排水管更新工事の総会決議
７．住民説明会（総会を含む）の上手な開き方
８．オプション工事のための商品展示会の開催
９．工事中に発生する生活上の支障例示と対策例
第Ⅲ章　参考資料編

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