フローリングの騒音に悩む

■Question
 上階が床をフローリングにしたために、足音や椅子を引きずる音が響くようになり不眠気味です。管理員を通じて申し入れをしたのですが改まりません。訴訟も考えています。騒音を測定してくれるところはありませんでしょうか。
■ Answer
 マンションの床を畳敷きやじゅうたん敷きからフローリングに替える工事が増えています。この工事について、管理組合は階下の居住者の迷惑にならないように、フローリング材の許容基準を定めるべきです。
 騒音測定機は地方公共団体で無料で貸してくれるところもあります。しかし、訴訟の証拠資料に使うとなるときちんと測定してもらわないといけません。測定をする会社がありますから、当会へお問い合わせください。測定費用は二十万円以上かかるようです。  
 フローリングの騒音で訴訟になった事例があります。そのうち二件は上階で苦情を受けてじゅうたんやカーペットを敷いたので、防音工事や損害賠償は認められないとの判決でした。一件は、フローリングに変えたために騒音が従来の四倍になったことにより、百五十万円の損害賠償が認められました。騒音が我慢すべき限度を超えているかどうかが判断基準です。  
 騒音問題は、当事者間でやりとりをしますと、感情的にこじれるケースが多いようです。まず、管理組合や管理会社が間に入り解決に努めてください。 騒音は精神的要素も強いので、普段から上下階は仲良くしておきたいものです。



Copyright(C)2000 PICT. All rights reserved.