大規模改修工事に当たっては施工会社が加入する保険もチェックしよう!

  1. 保険料のチェックで52万円の節約
    施工会社は、工事中の物損を補償する「組立保険」や賠償事故に備える「請負賠償保険」に加入します。これらの保険料が適切かを業者決定の前に、複数の損害保険会社で比較検討しましょう。
    福岡市内の実例ですが、施工業者は従来から利用している保険代理店から、総額140万円の提示を受け、工事見積にもその額を含めていました。それを管理組合の指示で、損害保険会社4社の比較を行ったところ、組立保険が約25万円、賠償保険が約63万円、総額88万円で契約することができました。当初より、52万円下がり、工事費用の節約にも貢献しました。

  2. 補償内容のチェック
    同じ組立保険でも、保険会社によって補償内容が異なります。鉄粉が飛散して付着した場合、溶液材の臭いによる住民の体調不良、リース・レンタル品を損壊した場合などに、保険の対象となるかどうか、保険会社によって異なります。必要な補償内容であるかどうかを確認しましょう。

  3. マンション総合保険ではカバーされない 
    マンションは、通常はマンション総合保険でカバーされています。しかし、工事期間に入りますと、建物は足場やシートで囲まれ、施工業者の管理下に入りますので、工事期間中に起きた建物の破損等の事故は、マンション総合保険でなく、組立保険が適用されます。
    どちらの管理下にあるかによって、使う保険が異なってくるのです。基本は、マンション問題に詳しい代理店を選ぶことです。マンション総合保険に入る場合も、同様です。
管理会社が施工業者にマージンを請求することはおかしい

 最近、管理会社が施工会社にマージンや手数料を管理組合に内緒で要求する事例が発生しています。

 当然、その分だけ、工事費用が高くなるか、材質を落とした工事をすることになりますので、結局、被害を蒙るのは管理組合です。

 管理委託契約書別表第1で「管理会社は、管理組合が本マンションの維持又は修繕を外注により管理会社以外の業者に行わせる場合の見積書の受理、発注補助、実施の確認を行う」と定められています。また、別表第2で「外注業者の業務の着手、実施の立会い」は管理員業務と定められています。

 つまり、いずれも、管理委託範囲内の業務と決められており、管理組合はその分の委託費を支払っているのです。それを自社に発注しない場合は、一切面倒を見ない、または手伝うが施工会社からマージンをもらう、とするのは契約違反です。マージンを取りたいのなら、堂々と委託契約を変更し、委託費も値下げすべきです。

 また、管理組合に内密にマージンを請求するのは、背任行為として、刑法にも触れる可能性があります。
真偽は別として、管理会社が施工会社に便宜供与(マージン、融資等)を求めたり、談合をそそのかしているとの情報も飛び込んでいます。
福管連は日本一クリーンな団体と自負しています。「清く、正しく、美しく」仕事に取り組みましょう。
福管連賛助会員は厳しい条件で選考 クレームは遠慮なく福管連へ

 賛助会員入会は、3年間決算に黒字が続いていること、西日本エリアで業務実績があること、クレームには誠実に対処していることなど、厳しい条件をパスしていないと認めていません。また、入会時は「正会員から注文を受けた場合は、利益第一に走ることなく、信義を重んじ誠実に取引を行い、万一、クレームが出た場合は責任を持って対処します。」との誓約書を出してもらいます。

 苦情があれば、福管連へ書面で出してください。専門的・中立的立場で判断し、賛助会員への対処もします。(正会員限定


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