福岡中央署 修繕積立金横領容疑で平成メンテナンス社長を逮捕

 福岡市中央区のマンションの管理を請け負っていた(有)平成メンテナンス(本社 福岡市早良区南庄)の社長篠崎泰晴容疑者(57)は、平成22年11月22日、管理組合が積み立てていた修繕積立金等約130万円を着服したとして、業務上横領の疑いで福岡中央署に逮捕されました。

 篠崎容疑者は容疑を認めているということです。同署によりますと、篠崎容疑者は平成14年4月から管理組合と管理委託契約書を締結し、管理組合の預金通帳と印鑑を預かっていましたが、その口座から繰り返し現金を引き出していた模様です。

 平成21年11月、篠崎容疑者に外壁工事を依頼された業者から「代金が支払われない」とクレームがあったため不正が発覚し、管理組合が告訴していました。中央署は篠崎容疑者が関与したと見て動機やいきさつについて、さらに捜査しています。

 管理組合がマンション管理適正化法に定める保証契約の締結もなく預金通帳と印鑑の両方を管理会社に預けること自体にも問題があります。各管理組合は、改めてチェックしてみてください。また、この事件と直接関係はありませんが、支出については次の点に注意し事故防止に努めてください。
  1. 金融機関の払出請求書には、金額を確認して自分で押印する。絶対白紙の払出請求書に押印しない。
  2. 印鑑は、どのような理由があっても他人に預けない。押印した書き損じ分は、回収する。
  3. 最近は、ゴムで消せるボールペンもあるので、金額は万年筆書きか、自分で書く。
  4. 支払の前に、納品、作業の完了を確認し、支払金額の誤りや二重払いがないかをチェックする


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