今度は掛け軸 高齢者を狙う悪徳電話商法にご用心
 「あなたは選ばれた」などと電話で勧誘され、40万円近くの掛軸を契約させられるトラブルが増えています。

 国民生活センターに寄せられた相談事例では、「“有名な寺院の高僧の直筆”とのことだったが、寺院に確認したところ、そのような事実はないと言われた」といった虚偽の説明や、消費者が断ると「罰が当たる」と脅す、あるいは判断不十分者に契約させるなど、問題の多い販売が発生しています。

 国民生活センターに寄せられた掛軸に関する相談は増加傾向にあり、平成20年度には、294件の相談がありました。そのうち契約者の年齢が80歳以上が156件あり、契約者の平均年齢も78.6歳と非常に高くなっています。

 高齢者は狙われています。悪質商法に用心してください。

 断りきれずに契約してしまったら、家族や消費生活センターにすぐに相談を!

 高齢者は3つの大きな不安「お金」「健康」「孤独」を持っていると言われています。

 悪質業者は言葉巧みにこれらの不安をあおり、親切に見せかけて信用させ、年金・貯蓄などの大切な財産を狙っています。また、高齢者は自宅にいることが多いために、訪問販売や電話勧誘販売による被害が多いのも特徴です。

 トラブルに遭わないためには、きっぱり断ることが大切です。相手の手口を知ることも強力な対策です。

 マンションでも高齢者が増えています。悪質商法の手口や次の対応策を周知してください。

  1. 高齢者を狙った悪質な勧誘が目立つので、家族や近所など周囲の人が日頃から気を付けること。

  2. あいまいな返事はトラブルのもと。必要ないのであれば「契約しません」ときっぱり断ること。

  3. 断りきれずに契約してしまったら、家族や消費生活センターにすぐに相談すること。
 契約後でも電話勧誘による販売は契約書を受け取った日から8日間は、無条件解約ができます。

悪質商法に関する注意 その2
「テレビのデジタル化工事」を装った詐欺にご注意ください!
 地デジへの完全切り替え時期が近づいています。

 これまでに、総務省や公的機関などと称して、地上デジタルテレビ放送受信に関して、モデル地区に選定されたので助成金を受け取るための費用がいる、として請求書を送付したり、地上デジタルテレビ放送受信のための工事代金として高額な費用を請求したりする事例が発生しています。

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 国やその関係機関が地上デジタルテレビ放送の受信のための工事の案内を行ったり、工事を受け付けたりすることはなく、またその費用を請求することもありません。

 地上デジタルテレビ放送の受信に関して、疑わしい工事の勧誘を受けた場合や身に覚えのない工事代金の請求を受けた場合には、すぐに支払わず、お近くの総合通信局、警察署、消費生活センターなどへご相談ください。


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