大京アステージ 沖縄支店元係長

― マンション積立金など8000万円を横領 ―

 沖縄の新聞「琉球新報」及び「沖縄タイムズ」(平成20年3月5日版)によりますと、ライオンズマンションの管理業務を受託している大京アステージ(本社東京)の沖縄支店(当時沖縄大京)に勤務していた元係長が、平成12年から平成20年1月までの8年間にわたり、沖縄県内19管理組合の修繕積立金等合計約8千万円を横領する事件が発生しました。

 今回の横領事件は、架空の支出を管理組合に決済させて預金を引き出したり、残高証明を偽造して発覚を防いでいました。大京アステージは、2月22日付で元係長を懲戒解雇し、3月4日までに被害マンションに被害額全額を弁済したとのことです。

金銭事故防止のために

 この種の横領事件は、過去にも数多く発生しています。管理組合はこの事件を他山の石とし、自らの積立金等の管理について、次のような視点でチェックして、事故発生を未然に防止しましょう。

  1. 一定額(例えば10万円)以上の出金の決裁は、二名の役員がチェックし押印しなければ支出できない。

  2. 残高証明書のチェックは、残高証明書原本とその預金通帳現物を照合する。

  3. 預金通帳を管理会社(自主管理の場合は会計担当役員)に預けても印鑑は必ず理事長が保管し、他の者への貸出しは絶対にしないこと。逆に、会計担当役員は、一時的にも通帳を理事長(印鑑保管者)へ渡さないこと。

  4. 月次決算の実施、監査回数の増加等を行い、役員が会計に関心を持つこと。


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