姉歯耐震偽装物件で初の使用禁止命令解除 耐震補強工事完了

 横浜市は平成19年11月22日、姉歯秀次元1級建築士による耐震偽装が発覚した横浜市鶴見区のマンション「コンアルマーディオ横浜鶴見」(10階建て、19戸)について、耐震補強工事が完了したことを受け、平成17年12月2日に出した使用禁止命令を解除した。耐震偽装事件で使用禁止命令が出された分譲マンションの解除は初めてである。

 同マンションは耐震強度が0・5を下回った分譲マンションで唯一、建て替えではなく「補強」を選んだ。工事は国と市の助成金約7000万円を含めた約2億7000万円をかけて実施され、住民1世帯の平均負担額は約1000万円。建物の外側にコンクリート柱を取り付けるなどして補強した。

 建て替えよりも費用が安く、建設廃材も出ないので地球環境に優しいとしてNHKや毎日新聞など報道でも大きく取り上げられた。


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