| 増える管理組合内部紛争とその対処 |
| (有)三井一征事務所代表 三井一征氏は、マンション学第24号に発表された「管理組合内部での紛争の諸形態と解決の手がかり・序論」という論文の中で「管理組合の内部紛争が増加傾向にあるが、これは「輪番制理事会」に関係がある。 管理組合の内部紛争は組合の機能麻痺となり、マンションが直面する危機である。」と述べておられますが、まさにそのとおりです。 輪番制では、マンション管理に不慣れな者が役員に就任することが多く、組合運営に不手際が生じます。それを追求する組合員が現れ、内部紛争となるのです。 |
| ▼内部紛争の事例 |
| 三井氏は、次のような内部紛争の事例を挙げておられます。 |
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| ▼今後の管理運営 |
| これらの紛争事例を読みますと、今までの善意と信頼を基調とした管理運営は通用しなくなったのではとの疑問が生じます。 しかし、原点に戻りますと、区分所有法は、もともとプロ管理者による管理を前提とした法律です。そこにアマチュアが関与しているところに混乱の原因があります。 将来は、法律の見直しも必要でしょう。さしむきは、帳票閲覧請求、理事会傍聴、議長権限、役員2年任期半数交替制、役員倫理、法的措置の活用等を紛争防止の立場から管理規約に取り入れることです。 また、常時専門家の応援や知恵を借りることができる体制の確立や役員の自己研修も欠かせません。 福管連では、善意の組合員間や理事会との紛争については、本年4月から施行される「裁判外紛争解決手続(ADR)」を導入できないか検討しています。 |
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