RKB毎日「今日感テレビ」に杉本理事長出演

― 競争原理導入で34%安い工事費に ―
台風10号が接近したさる8月18日(木)、福管連杉本理事長はRKB毎日放送のワイド番組「今日感テレビ」の特集「マンションの大規模改修の知恵」に出演し、「福岡都市圏の約40%が築20年以上であり、給排水管の大規模修繕は他人事ではない」と警鐘を鳴らしました。

 番組は、築29年のマンション管理組合理事長夫妻が、協力して給排水管の更新工事を見事に成功させた事例を取り上げました。
 このマンションは10年前から水漏れが相次ぎ、理事長に就任したときには、給排水管の取替え話が進んでいました。四つの会社から見積もりが出ていましたが、各社それぞれの工事内容で見積書を作成していたために比較ができませんでした。

 また、4社の経営状況や専門性を調査した結果、1社しか残らず競争原理も働かない状況でした。

 それで、工事計画を一からスタートし直しました。この時点で、福管連にも相談がありました。この相談を受けた杉本理事長は、工事の内容・規模から見て、設計監理方式をとることを勧め、採用されました。設計事務所が作成した統一仕様書により8社から見積書が提出されました。

 そうして、会社を訪問したり、見積書を比較分析したりして、最終的に1社に絞り込みました。

競争原理導入で1316万円、34%も安くなった!

 その結果は、なんと、引継ぎを受けたときの業者の見積もり額は3,836万円でしたが、相見積もりで実際に決定した業者は2,520万円と1,316万円、34%も安くなりました。さらに個人負担である専有部分工事費も36%安くなるという結果が出たのです。

 杉本理事長はテレビの中で、「安い費用で立派な工事を完了できたことは、設計監理方式を取入れたためです。」と述べました。また、共用部分の工事と専有部分の工事を一緒に進めたことも、工事期間が短縮でき、費用節減に貢献しました。

 理事長ご夫妻は、皆の認識を高めてもらうために、給水本管の中がびっしり錆びている写真を全組合員にカラーコピーで配りました。また、専有部分の自己負担を少しでも減らすためのいろいろな工夫もしました。
 議論を”ガラス張り”にし、住民が自由に発言できる場も設けました。直結増圧方式への変更工事を含め、工事は2年掛かりましたが、皆とのコミュニケーションも高まり、工事が進むにつれて運命共同体意識が高まったとの感想を述べておられます。

 理事長ご夫妻は、給排水管大規模改修工事の取り組みを「わがマンション あと30年もたせるぞ!」と題する一冊の本にまとめられました。この本は福岡市内で実際に行われた給排水管更新工事のドキュメントです。

 これからは、給排水管工事が増えてきます。関係する皆様にお役に立つ本です。一読をお勧めします。(牧野真澄 牧野古都美著 彰国社刊 1600円 福管連にも在庫があります。)


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