「マンション地震対策マニュアル」完成

― 平成18年3月20日に販売完成 ―
 北部九州に地震はないとの神話は見事に崩れ去りました。

 福管連では、福岡県西方沖地震を体験した役員を中心に編集チームをつくり「マンション地震対策マニュアル」作成に取り組んできましたが、このほど完成し、地震発生後1年となる平成18年3月20日に販売を開始しました。
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 地震は、いつどこで発生してもおかしくないといわれ、また「地震は怖い」ともいわれています。しかし、マンションに住んでいる限り、「地震は思ったほど怖くない」ともいえるのではないでしょうか。それは、新耐震基準によりつくられたマンションは「極めてまれに起こる大きな地震」に対しても、構造体はある程度損傷しても倒壊はせず人命を守ることができるからです(耐震強度偽装や施工不良があれば別ですが)。しかし、日頃からの備えがなければ、火災が発生したり、外に逃げて落下物の被害にあう可能性があります。

 福管連では、地震体験を風化させることなく取りまとめ、今後発生するであろう地震に対して、分譲マンションの日常の備えと地震発生後の対応対策の一助になればとの願いをこめてこのマニュアルを編集しました。

 地震で大きな被害を受けたマンションで、管理組合が復興に取り組まれ、被害を受けたときよりも耐震強化された事例も紹介することができました。また、地震被害の相談を受ける中で、国や自治体の支援制度や地震保険が分譲マンションにとって必ずしも適切でない点があることに気付き、「地震が残した課題」として記録しました。分譲マンションの地震対策マニュアルとして活用していただくとともに、制度改正等に結びつけば幸いです。

マンション地震対策マニュアル
  第 I 章 ・・・福岡県西方沖地震が残した課題
  第 II 章 ・・・体験者は語る
  第 III 章 ・・・普段からの地震への備え
  第 IV 章 ・・・地震が発生すればどうしたらいい?
  第 V 章 ・・・マンションと地震保険
  第 VI 章 ・・・国や地方自治体の震災対策
  [特別寄稿]  
  1. 2005年福岡県西方沖地震後のマンション居住者アンケートに学ぶ
       山口大学大学院助教授 村上 ひとみ(環境共生工学専攻)

  2. マンション地震対策を考える
       京都大学講師 西澤 英和
       99ページ 定価1,500円(税込)


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