積立金のペイオフ対策は

■ Question
 いよいよ平成17年4月1日からペイオフが全面解禁になりましたが、当管理組合は、4年後に大規模改修をする予定で、約8千万円の積立金があり、これを8銀行に分散して預けています。しかし、役員が1年交替なので、変更の手続きが大変です。どのようなペイオフ対策をとればよいでしょうか。
■ Answer ■
 現時点で安全有利なマンションのペイオフ対策は、次のとおりです。
  1. 住宅金融支援機構の「マンションすまい・る債」を購入
     万一のときは、法律により元利金は機構の資産から優先弁済を受けることになっています。長期国債並みの利率で有利です。1年経てば、換金できます。ただし、8千万円全額をマンションすまい・る債に充てることはできません。1年間に積み立てる積立金が限度です。年1回募集で、1口50万円。応募組合が多ければ抽せんになります。

  2. 定期預金、普通預金の保証は1銀行で1千万円までですが、「決裁用預金」にしますと、金利はつきませんが全額保証されます。郵便局でもこれと同じ郵便振替口座制度があります。

  3. 国債も安全ですが満期前に換金しますと、額面割れになる場合もあります。
    資金が必要な時期に満期返還される国債を選んでください。

  4. 積立マンション保険は、会社が破綻しますと、80%までしか保証されていませんので、そのリスクを考えて契約してください。

  5. 格付けやソルベンシーマージンで銀行や保険会社の安全度を確める方法もありますが、専門家でなければ、どう判断するか難しい点があります。


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