| <新刊紹介> マンションの将来を真剣に考える管理組合役員必読の書! |
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「マンションにいつまで住めるのか」 |
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・著 者 藤木 良明 愛知産業大学造形学部 教授・工学博士 ・発 行 株式会社 平凡社(平凡社新書198ページ) ・定 価 740円(税別) マンションの居住者の不安を掻き立てる題名ですが、マンションの管理と将来に真正面から取り組んだ労作です。 |
| 推理小説ではありませんから、「マンションにいつまで住めるのか」の本書結論を先に書きましょう。 「マンションの物理的耐用年数は高品質であれば100年、普通程度でも60年以上。適切なメンテナンスを施していれば、建物の物理的耐用年数は飛躍的に伸びる。したがって、大規模修繕にしても、劣化した現状の回復だけでなく、居住性・美装性・資産価値の向上に配意して行い、住み継いで行けば、物理的寿命を伸ばすだけでなく、社会的効用を維持し、地球環境時代にマッチする。安易な建替え論に組み込まれないようにすべきである」ということが著者の結論です。 本書は、まず昭和31年に建てられた民間分譲マンション第一号「四谷コーポラス」の誕生から始まり、約半世紀にわたるマンションの歴史とその中での代表的問題点が取り上げられています。すなわち、欠陥マンション、管理会社不信、大規模修繕の定着化、居住者どうしのトラブルの増加などです。そうして、阪神大震災後の永住意識の高まり、最近の法制度の整備、ペット飼育の判例などと幅広く光をあてています。マンションの管理と将来について示唆に富んだ本です。ぜひ一読、いや精読をお勧めします。 |
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