施工会社の選び方は?

■Question
 60戸のマンションの理事長です。近く大規模修繕工事を予定しています。この場合の施工会社の選定は、どのような方法や手順で行えばよいのでしょうか。
■ Answer ■
 施工会社の選定は、管理組合役員にとって、もっとも難しい仕事です。それは、多額のお金が絡んでいるからです。確固とした倫理感を持って立ち臨んでください。
 施工会社の選び方としては、(1社)特命・指名競争入札・見積合わせの3方式があります。大規模修繕工事では、一般的に見積合わせ方式が採用されています。これは、次の手順で施工会社を選ぶ方法です。

(1) 見積参加者募集 資本金、業績、修繕工事実績などに一定の条件をつけて見積参加者を公募します。

(2) 見積書提出依頼会社決定 応募会社の中から、5〜6社の見積書提出依頼会社を選定します。選考に外れた会社には、そのことを通知します。見積書提出依頼会社には見積依頼と現場説明実施日を通知します。工事見積要綱書、仕様書、見積明細書、竣工図などを準備して各会社に貸与または提示します。現場説明会は、会社ごとに別の時間帯に行います。

(3) 見積書受領とヒヤリング 見積書は封印の上理事長に提出してもらい、理事会など公開の席上で開封します。見積価額の低い順に2〜3社ヒヤリングを行い、最終値引き交渉を行います。

(4) 施工会社の決定 最終決定は、総会で行います。なぜその会社を選ぶのかを皆に説明して承認してもらいます。

 施工会社の選定は、公平・公正にガラス張りで行うことが肝要です。


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