修繕積立金の標準額は

■Question
 築三年のマンションです。広さは三LDKと四LDKです。修繕積立金が月額四千円ですが、少ないという人もいます。修繕積立金はどのくらいが標準額でしょうか。
■ Answer ■
 標準額を、次の二つの角度からお答えします。
(1)ほかのマンションでは、修繕積立金を毎月いくら積み立てているか。
(2)大規模修繕工事を実施するときに、一時金の徴収や借入れをしないためには、修繕積立金は毎月いくら積み立てておくべきか。


 国土交通省が平成十一年度に実施した「マンション総合調査」によりますと、修繕積立金の全国平均値は、月額七三七八円です。これに修繕積立金に繰り入れている駐車料を加えますと、平均値は九一八四円に上がります。これから見ますと、四千円は低い数値です。分譲会社がマンションを売りやすくするために、当初の修繕積立金を低く設定しているのです。
 住宅金融公庫では、修繕積立金の一戸当たり平均月額は、築五年未満で六千円、五年以上七千円、十年以上九千円、一七年以上では一万円以上が最低必要だと見ています。
 別の資料では、各住戸の専有面積一u当たり月額一五〇円が必要であるとの数字も出ています。八〇uで一万二千円になります。 それではいくらが修繕積立金の適正額でしょうか。当然各マンションによって違いますから、専門家に長期修繕計画を作成してもらいます。これにより、今後二〇年から三〇年にわたって必要となる修繕工事費用が分かります。これに基づいて、一戸一月当たりの必要な修繕積立金を決めるのが望ましい方法です。


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