新標準管理委託契約書が泣いている!
― 管理組合が要求しないと旧契約書提案 ―
 本年4月9日に、国土交通省は「マンション標準管理委託契約書」を改訂しました。そうして、「国総動第3号(15.4.9)」通 達により、関係各団体に対して、「今回の改訂の趣旨を踏まえ、管理委託契約を締結する場合には、(新標準委託契約書)を指針として活用」するように指導しています。
 しかし、5月以降に、締結された管理委託契約書を見ますと、新標準契約書を取り入れている管理組合はほとんどありません。理由を聞きますと「管理会社が提案してこない」からとのことです
積極的提案する管理会社は2社だけ
 今回の改訂は、管理適正化法からみての問題点や今までの不備を修正したものです。管理会社が提案しなければ、管理組合から、新標準契約書をベースにして提案するように積極的に要求しましょう。福管連で把握している範囲では、管理会社から新標準契約書を積極的提案する会社は2社だけです。管理会社も、不利になるからといって、相手から要求されるまでは出さないといった態度は止め、積極的に提案してください。このような前向きの会社が今後は生き残り、伸びていく会社です。
 管理適正化法がなぜ今頃制定されたかを考えてみましょう。自社の利益のみ考える会社が多かったからなのです。今のままでは、新標準管理委託契約書が泣いています。


Copyright(C)2003 PICT. All rights reserved.