赤水が出る

■Question
 最近朝起きて水道をひねりますと、赤茶色の水が出るようになりました。しばらくすると色は無くなります。健康に害はないのでしょうか。また、修理など対策が必要でしょうか。
■ Answer ■
 給水管などが老朽化しますと鉄サビが発生し、赤茶色の水(赤水)が出ることがあります。赤水の健康への影響ですが、鉄分は人体への吸収率が低く、少々飲んでも心配はいりません。水道法の水質基準では鉄分は一リットル中〇・三mg以下と決められていますが、これはこの値を超えると水の味を悪くしたり、洗濯物に色が着いたりする水の清浄性の基準です。しかし、赤水が出る場合、最初の水は掃除やトイレなどに使い、透明になってから飲用に使いましょう。
 最近の給水管は、合成樹脂ライニング鋼管が主流になっています。これは鋼管の内側を樹脂でライニングしており、錆びにくくなっています。しかし、管と管の継手のネジの部分がライニングしてありませんので、この部分が水に触れて錆びてきます。錆びますと、赤水が出たり、管の詰まり、漏れが発生します。診断の上、必要であれば修理しましょう。
 修理の方法としては、給水管全部を新しい管に取り替える更新工法のほか、今ある給水管の錆を研磨材で削り、エポキシ樹脂を塗布する更生工法があります。さらには、貯水槽や水道メーター附近に器具を取り付ける磁気式・電子式・脱気式などの工法もあり、これらの工法は延命工法といわれています。費用は、更新工法、更生工法、延命工法の順に安くなります。費用と保証期間を考えて選びましょう。


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