改修工事は春先がいい?

■Question
 修繕委員長として大規模改修工事に取り組んでいます。来年秋の工事を目標にしていますが、委員の一人が秋は台風シーズンなので、春先がいいといいます。いつが適切でしょうか。
■ Answer ■
 大規模改修工事は、春または秋が適切です。夏・冬は、気温や降雨降雪の関係で工事品質に問題が生じ、作業ができない日が多いからです。居住者にとっても、バルコニーの工事中はクーラーが使えなかったり、玄関扉塗装のために半日程扉を開け放しにしたりしますので、夏と冬は好ましくありません。それでマンションの改修工事は一般に春または秋に行われるのです。 ただし秋は台風の来襲で、工事中断となるほか、足場や養生シートなどの安全対策も必要となり、工事日程に影響します。
 春についても、四月は菜種梅雨、六月には梅雨入りと屋外工事ができない日が続きます。また転勤などで引越しが多いのもこの頃です。 このように春・秋いずれも問題があります。大切なのはこれらの問題点を乗り越えていかに円滑に工事を進めるかです。
 工期の問題は、施工業者側で対処していく事項ですが、余裕を持った計画を作る必要があり、管理組合は発注を早目に行うくらいの配慮が望まれます。また、居住者の協力がないと工事が遅れます。例えば、バルコニー工事ではバルコニーに私物が残っていますと工事が進みません。玄関扉の塗装では扉を開け放しで工事を行いますので、在宅してもらう必要があります。このように、住民への広報が欠かせない点が新築工事と異なるところです。


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