不意打ち!
消火用ホースの耐圧試験義務付け

― 点検業者と費用の事前交渉が必要 ―
 各マンションには、屋内消火栓設備、屋外消火栓設備、連結送水管設備などにホースがついていますが、これらの消防用ホースの製造年月日が10年以上経過したものは、耐圧性能試験を行い、その後も3年ごとに同様の試験を行わなければならないことになりました。
 これは、さる7月1日から、消防用設備等点検基準が一部改正され施行されたことによるものです。主な改正点は次のとおりです。
(1)消防用ホースが10キロの圧に耐えられるかの試験を実施すること。
(2)連結送水管等の設備についても、同様の耐圧性能試験を実施すること。
(3) 点検は、従来作動・外観・機能・総合点検の4種類に分かれていましたが、今回の改正で設備点検と総合点検の2種類になり、点検表の様式も改正。
7月1日以降の点検時には、新様式による点検が必要となりました。
耐圧試験で破断?費用もまちまち
 実際の話、各マンションでは竣工以来一度も連結送水管を使用しない所も多く、下手に圧をかける配管が破裂するおそれがあります。また、10年以上経過したホースは、圧をかけると半数程度は破れる可能性があるともいわれています。
 さらに点検費用が消防用ホースで1本1万円〜2万円ともいわれています。点検よりもホースを取り替えた方が安上りという業者もいます。連結送水管は1系統で30万円ともいわれていますが、現段階で相場といったものはありません。管理組合としては、あらかじめ業者と交渉して適切な費用を設定する必要があります。
 マスコミ等への対応等が不十分で、周知が徹底されていない今回の消防法改正は、管理組合にとって不意打ちともいえるものです。福管連としても、全管連会議に対処策等を提起していきたいと考えます。
 今回の改正についての具体的なことは、最寄りの消防署へお問合せください。



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